血管のコンディションを知るには血圧測定が一番の手がかりになります。
血圧には上の血圧(収縮期血圧)と下の血圧(拡張期血圧)があるのはご存知ですよね。これに加えて脈圧(収縮期血圧と拡張期血圧の差)や平均血圧(拡張期血圧に脈圧の1/3を足した血圧)などを調べるのも大切です。
末梢の細い血管で動脈硬化が進むと平均血圧が上昇し、心臓に近い太い血管で動脈硬化が進むと脈圧が大きくなります。ですから、収縮期血圧が少し高いけど、拡張期血圧が低いから大丈夫…これは要注意!
すでに太い血管での動脈硬化が随分進んできている証拠かも知れません。
では、血管をいつまでも柔らかく保つにはどうすれば…以前からお話している生活習慣(禁煙、運動、食事)を徹底的に見直しましょう。それに加えてサプリメントや飲料の活用も大きな効果があることが分かってきています。
なかでも、乳酸菌発酵で得られる天然成分“ラクトトリペプチド(LTP)”には、血圧上昇の作用があるアンギオテンシン変換酵素(ACE)を阻害して、血圧を下げる作用や血管内皮細胞に働きかけて、血管を拡張させ、血液の循環が促される一酸化窒素(NO)の分泌を促進する作用があることが分かってきました。
毎日摂取することでいつまでも血管を若々しく保てるかもしれません。
ラクトトリペプチド(LTP):商品名 アミールS(カルピス) |